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マラソンをしている人

あなたを制限するものはない

先日、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けに来てくださった方と、「マインドブロックを外す方法」についてお話をさせていただきました。

この世界は、自分のしたことが遅かれ早かれ、また自分に返ってくるという法則があります。

たとえば、「鏡の法則」「返報性の法則」などです。

ですから、私たちはどんなことについても、法則のように条件や見返りがあるものだろうと思いたくなってしまうのでしょう。

たしかに、お仕事の対価としていただくお給料や、トレーニングを繰り返すたびに強くなっていく肉体のように、自分のしたことがそのまま作用するものもあります。

でも、それを人生の進み方に当てはめると、とても窮屈な生き方になってしまうんです。

「こうしなければいけない」という条件や、「必ず返ってくるべき」という見返りを持ってしまうから。

朝日に照らされる人

そのような状態の時、いろんなものが自分を制限しています。

たとえば、それは世間一般の考え方や、常識という固定観念もそう。

そして、そのいちばん深いところには、損か得かという考え方があるはずです。

でも、本当に自分にとって得になるのは何なのかということを自分の心に聞いてみる時、

あなたを今まで縛っていたブロックを一つ一つ手放していくことができるんです。

あなたの外の世界の損得と、あなたの内側の世界の損得は同じではないから。

大切なことは、あなたにとって必要な情報だけを心に入れること。

それ以外のことは、心に入れずにジャッジをせずに、理解をして手放していいんです。

(心のブロックを手放すことについて、以前にもこちらの「本当はどうなりたいのか」のなかでお話しをさせていただきましたね)

人生の岐路に立つ人

「苦労すれば、後で報われる」という考え方があります。

一生懸命に取り組むことが成功につながることは、それはある意味、正解ですし、その努力ができる方を素晴らしいと思います。

でも、その想いが行きすぎると「苦労しなければ報われない」という考え方になって、

「苦労すればするだけ報われる」ということにもなって、苦労することを目的にしてしまいそうです。

今、あなたが求めているのは成功や、取り組んでいることがうまくいくことだと思います。

でもそれは、幸せになることや自分を満たすことを形として表そうとしていることですよね。

だから、そこに到達するためのいろんな道もあるんです。

本当はもっと楽に、楽しみながら進んでいくこともできるんです。

苦労の道を進むことも、そうではない道を進むことも、
自分を縛る生き方も、自由にする生き方も、
誰かの声に従うことも、自分の心の声に従うことも、

どちらを選ぶかもぜんぶ、あなたの自由なんです。

「観光客は、その土地に着いた瞬間から帰国のことを考える。
 一方、旅行者は二度と故郷に戻らないかもしれない」
 (映画「シェルタリング・スカイ」より)

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