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朝焼けの海でジャンプする人

感情にまかせずに、思考を使うこと

先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と、「思考を使って問題を解決すること」についてお話しをさせていただきました。

普段から私はお会いする方に、感覚を使うことと思考を使うことのバランスの大切さをお話しさせていただいています。

感覚はこれから先のことに可能性をあたえてくれたり、目の前のことをいろんな視点で見させることをしてくれるもので、

思考は現実的に有る無いを判断しながら、見える形で創り上げていくことをさせてくれますから、

そのどちらも、私たちがこの世界を生きるために大切なものなんです。

夜空を見上げる人

「どんな問題にも解決はあることを信じなさい」
 (ノーマン・ヴィンセント・ピール)

という言葉があります。

困った出来事に出遭った時や、つらい状況のなかで「これはヤバいな」「どうしよう」と思う時、なかなか先に進むための道を見つけられないものです。

その時は、頭の中で出来事と感情がくっついていて、気持ちが「楽になること」が最優先になっていますから、

問題の解決よりも、その状況からどうやって去るかということを、あふれてくるような感情によって考えさせられているんです。

でも、ちょっと落ち着いてください。

その困った状況の根本にある原因を見つけて、「これからどうすればいいか」をちゃんと言葉にして考えてみてください。

言葉を使うことで、思考が働きます。

思考が働くことで感情の動きも少し抑えられて、「どうにもできない」と思っていたことは思いこみだったことにも気がついたり、

今、目の前にある問題についてもロジカルな見方ができるようになるはずです。

(感情を抑えることについて、以前にもこちらの「自分の感情を知る」の中でお話しをさせていただきましたね)

明るい朝を迎える人

そして、大切なことはその出来事に対するあなたの感情をフラットにしていくことです。

嫌なことや避けたいことに出会う時に、私たちの中に表れる感情は、怒りであったり、嫉妬や憎むことだったりします。

その感情のままに物事を見てしまうと、問題の解決のための根本的なものをつかむことが難しくなるんです。

だから、感情が乱れている時に、自分の中にある怒りや嫉妬や憎しみを確認できれば、最短距離で問題の解決にたどり着くことができるんです。

大切なことは、「頭にくる」で終わらせないこと。

そこから、なぜ頭にきたのかを考えてみること。

どうすれば、この出来事をなかったことにできるのかを考えてみること。

そう考えることができれば、きっと自分なりの答えを見つけられるはずです。

ガッツポーズをする人

怒りや激しい感情では、問題を解決させることは難しいんです。

感情が乱れる時、私たちは「自分が正しい」と信じていますから。

だから、一度、自分が正しいと思っていることが本当にそうなのか、冷静に考えてみること。

私たちは誰かの行動を評価する時、自分の価値観や世間一般の価値観と照らし合わせて判断して、それが正しいのか悪いのかを判断します。

でも、時には自分の価値観や世間の価値観だけではなくて、その人の価値観に立って考えてみることも大切なんです。

この世界は「正義」と「悪」が対立しているのではなくて、自分の「正義」と誰かの「正義」が向き合っているだけなのですから。

「今日我々の直面する重要な問題は、
 その問題をつくった時と同じ考えのレベルで解決することはできない」
 (アルベルト・アインシュタイン)

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