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朝日を眺める人

今、ここを一生懸命に生きる

先日、ヒーラーのお友達とお話をしているなかで、芸能人の北野武さんのとても興味深いエピソードを教えていただきました。

北野武さんが映画監督としてデビューしたのは、8ヶ月間の謹慎生活を終えてからの3年後だったそうで、

第7作目の「HANA-BI」がベネチア国際映画祭で金獅子賞に選ばれたのも、半年間の休養をすることになったバイク事故から三年後だったそうです。

「終わった」と思わされる出来事のなかに、実は新しい始まりが用意されているのが私たちの人生なのかもしれませんね。

大切なことは、どんな暗闇の中にあっても、一筋の光のようなこれからの道を見つけることができるかどうか。

そのためには、今できることに本気で取り組んでいくこと。

今、自分がいる場所でやってみるという選択をすることなんです。

まぶしい太陽の光

「これは自分には合っていない」
「自分のやりたいこととは違う気がする」

という違和感を感じて、今やっていることやお仕事にすぐに見切りをつける傾向が最近は強くある気がします。

それは、自分の本当にふさわしいものを求める「自主性」を感じさせてくれるもの。

だから、自分の個性を社会の中で表そうとしている、とても素晴らしい傾向だと思います。

でも、その違和感が「つまらない」という感覚だけで出来ているのなら、どんなことにも不平や不満を持つことになったり、悩むことも止めることはできないかもしれません。

そのような時、自分の心に問いかけてみてください。

どんなことをすれば、私は本気になれるのか。

どんなふうに生きれば、自分を輝かす生き方ができるのか。

その答えがわかった時、私が夢中になれることや楽しい人生というものは、まず自分が目の前のことに夢中になって、今を楽しんで生きることで与えられると気づかされるはずです。

(自分で自分を輝かせることについて、以前にもこちらの「私を輝かせる生き方」のなかでお話しをさせていただきましたね)

草原を歩く人

「大地黄金」(禅語)という言葉があります。

今いるところや自分が置かれている場所で、一生懸命に生きることで、その場所が黄金のように輝いてくるという意味の言葉です。

それはつまり、最初から輝いている場所があるのではなくて、そこにいるあなたがその場所を輝かせていくということ。

それは、ものごとを始めるタイミングについても同じだと思うんです。

それを始める絶好のタイミングがあるのかどうかは確かではないもの。

だから、自分で行動を起こすことで「ふさわしい時」を呼んでくるということ。

「今、ここ」だと自分で決心すれば、精一杯にやってみようという意欲がみなぎってきます。

今まで見ていた景色も、まったく違うものに見えてきます。

自分にしか出来ないことは、そうやって見つけられるのです。

今を楽しめるものに打ち込んでいれば、その瞬間、その瞬間を充実させることもできます。

前向きになったあなたは、今、そこで輝いているのです。

「俺たち、もう終わっちゃったのかな」
「ばかやろう、まだ始まっちゃいねえよ」
(映画「キッズ・リターン」より)

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