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夕暮れの街を眺める人

ネガティブをポジティブに変える姿勢

占い・ヒーリング・除霊のセッションをさせていただくなかで、いろんな方のいろんなお悩みを聞かせていただいています。

悩みというものは、一人ひとりに違った形で現れてくるもので、一人ひとりの感じ方も違いますから、周りの人からは分かりにくいものなのでしょう。

その悩みについて、どう解決するかも大切なことですが、どのような心で受け止めるかということも大切なことです。

(悩みになることをどのような心で受け止めるかということについて、以前にもこちらの「心配と不安を力にする」の中でお話をさせていただきましたね)

たとえば、運が悪かったとあきらめたり嘆くことと、胸に希望を持って状況が変わるまで耐えることは違うように、

希望を持って耐えるという経験は、自分の内面を深く見ることをさせてくれます。

私たちが身体も心も元気で、いろんなことがうまく言っている時には、自分の外にあるものが重要になっていますが、

病気をしたり、何かにつまづいた時に、初めて今までの自分を振り返ることができるようになります。

そのような困難やつまづきのことをキリスト教では「受難」と言いますが、それは神様に特別に愛された証拠でもあるとされています。

受難を受け取ることで、外に向いていた視線が自分の内に向いて、これまでの自分の考え方や言葉や行動や、生き方について深く考えることをさせてくれますから。

自分自身についても、今まで気がつかなかった肯定や反省があることに気がつかされるのです。

そして、そのような経験をした人は、同じような困難のなかにいる人の気持ちに共感できるようになります。

自分の体験をうち明けることも、相手の心情を察してうなづくことも、寄り添うことでも相手の心は軽くなっていくから、

その人が希望を見つける手助けができるようになるのです。

遠くの海を見つめる人

「道に迷うことこそ、道を知ることだ」
 (東アフリカのことわざ)

という言葉があります。

つらい経験はすぐに忘れようというのではなくて、不満を声を大きく主張するのでもなくて、まずはそのつまづきの中に「気づき」があることに目を向けてください。

その気づきが、あなたの心をもっと豊かにしてくれますから。

どんな経験も自分の身体と心を通して感じられる大切なもの。

あなたの成長に大きな意味を持つものです。

これからも、出会うことすべてを受け止める心の余裕を持っていてください。

そして、その出会いの意味を自分の内に問い続ける探究心を持っていてください。

それが、ネガティブをポジティブに変える姿勢ですから。

これからもお会いする方に、このようなことをお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

「自分が使うことのできる時間がいのち。
 それを何にどう使うかが、
 生きていくということ」
 (日野原重明)

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