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太陽と人間

今、私の心に何があるかを感じること

ヒーリングを受けに来られる方から「神様や高次元の存在の感じ方」について、よくご質問をいただきます。

目に見える現実世界を生きている私たちは、神様や高次元の存在を自分の外にあるものとしてとらえていますが、

私たちはそのような存在からのメッセージを受け取ることができるように創られています。

神様のメッセージは言葉で表すことができないこともありますから、今の自分の考え方を超えたインスピレーションやひらめきを与えられたりする時は、映像やイメージで見えることもあります。

神様が話しかけるのは、いつも私たちの心の中だからです。

(神様のような存在を感じることについて、以前にもこちらの「神様を感じる瞬間」の中でもお話をさせていただきましたね)

それは、誰にでも同じように受け取ることのできるもの。

その受け取る感度を高めるためには、疑うことや考えすぎる「思考」を弱くして、自己開示をして信頼をする「感覚」を強くすることです。

そして、何を聞きたいのかも、今の自分の心の中にあるものが関係してきます。

一人ひとりの人間感や感じ方や、ものごとについての先入観が、今何を受け取りたいのかを決めるのです。

大切なことは、今のあなたの心に制限をかけている思考をちょっとだけ手放すこと。

制限のない心が、自分についても無限の可能性があることを気づかせてくれます。

自分で考えすぎて創り出していたたものが、私に不公平や不満を見せていたことにも気づかせてくれますから。

光輝く草原にいる人

「人間はみんな変わる。
 伸びてゆく者もあり、外れたり倒れたりする者もある。
 決して同じ状態に停まっていることはない。
 しかも人間はいつも変わらない状態を求める」
 (「火の坏」より)

という言葉があります。

自分の心と思考をコントロールできるようになることを「悟り」と言うのかもしれません。

私たちは心や思考の動きによって、変わり続けていくもので、神様のような存在はつねに変わらないものですから、

神様のような存在に近づくためには、神様のように考えることからなのでしょう。

その考え方は、現実世界では利益にならないことかもしれませんし、誤解をされてしまうことかもしれません。

でも、ものごとの本質を見ることのできる視点を意識させてくれるのです。

その状態にたどり着くことを、スピリチュアルでは「覚醒」、仏教では「智慧の目覚め」と呼ぶのでしょう。

本当の自分を思い出すことでもあるのでしょう。

まずは、今あるがままの自分を愛すること。肯定すること。

そして、神様やどんな人とも、この世界のあらゆるものと無限につながっていくことのできる自分であることを意識すること。

それが、神様が私たちに望んでいる姿のような気がするのです。

「生まれてきてよかったと、
 ああ、いのちを、人間を、世の中を、
 よろこんでみとうございます」
 「太宰治『生と死と』より」

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