感情を表現する
自分の気持ちをすっきりさせること
目先の利益や、その時の感情だけで判断して動く時、最終的にうまくいかなかったり、感情が大きく揺らされてしまった経験が誰にもあると思います。
どんなことも、あわてて答えを出さないで考えてみることが大切だと誰もが分かっていますが、
私たちの感情は時々、計算や理屈を超えて損をすると分かっていてもその行動を選んでしまうことがあるものです。
でもそれが、人間としての魅力であって面白さであって、人間らしさでもあると思うのです。
だから、感情を表に出すことで心の窮屈さがなくなったり、前向きに進むことができるようになるのなら、それはあなたにとって必要な行動なのです。
自分の感情を見ないようにすることは、本当の自分に遠慮をしていることでもありますから。
「感情は魂の言語だ」
(ニール・ドナルド・ウォルシュ)
という言葉があります。
大切なことは損得よりも、どうすれば自分の気持ちがすっきりと前向きになるかということ。
それは、今の自分の感情に正直になるということ。
時には自分の感情が選んだ答えに従ってもいいのです。
それで気持ちがすっきりするなら、その後のこともあなたは乗り越えることができるからです。
それは、たとえば自分の気持ちを言葉にして表すこともそうです。
「みんなの意見はそうなんだけど、私はやっぱりこう思う」
そう思う時、何も言わない方が全体的にプラスになるのかマイナスになるのかということも大切ですが、自分の感情がプラスとマイナスのどちらに動くのかを見るのかです。
それがわかれば、感情を開放していくこともできるのです。
それは、人のことを気にしがちな性格であっても、ネガティブな方に考えてしまいがちな性格であっても、誰にでもできることです。
私たちが、好きなことを利益を考えずに夢中になれるのは、自分の好きな世界でワクワクしたりドキドキしたり、感動することで感情を高揚させてくれるからです。
人生では、自分の好きなことだけではなくて、避けたいと思うことや不運なことに向き合う時もあります。
でも、自分の感情をうまくあつかって、気持ちよく仕事や周りの人に向き合って、生活に向き合うことができれば、人生はきっとうまくいくはずなのです。
どんな時も、明るい感情でいればきっと前に進むことができるのです。
どのような状況でも、あなたを力強く後押ししてくれるのは、その明るい感情なのでしょう。
答えを出すのは、いつも自分です。
自分の感情も理性も、うまく使いこなしながら気持ちよく生きていきたいですね。
「自分の感情を決めるは、実は表情。
とにかく明るい表情を心がけることが一番早い」
(武田双雲)
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