できるだけポジティブ
すべてを自分の真実にする、信念の力
先日、ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と、できるだけポジティブでいることの大切さについてお話をさせていただきました。
「思考がどんなに強い力を持っているかに気づいたら、
ネガティブな思考を絶対にしなくなるはずだ」
(ピース・ピルグリム)
という言葉があります。
これからの人生の向かう先を変えていこうとするなら、最初にするべきことは自分の考え方を変えることです。
自分の考え方が現実を創り出しているから、それをコントロールすることができれば、人生の主導権を手に入れることができるのです。
でも、それは人生に何も問題が起こらないという偏った見方ではなくて、どのような問題も自分の成長の機会にして、教訓にすることのできる見方のこと。
現実をあるがままに見て、受け入れて、これからに生かすことのできる考え方のことです。
その時、あなたの心のなかに、どのような信念があるかが大切なのです。
信念とは、ものごとを真実として受け入れる能力のこと。
たとえ、それが周りの認識と縛っていても、自分の真実として見ることのできる能力のことです。
信念は行動につがっていますから、結果として現実を変化させていくのです。
だから、人生は成り行きや偶然だけで進んでいくわけではないのです。
周りから出来事や状況を押しつけられることはあっても、信念を押しつけて従わせることは難しいのです。
だから、どのような信念を持つかを決めるのは自分しだいなのです。
「憂鬱な気分に傾きがちの時は、小さいものに目を注ぎなさい」
(カール・ヒルティ)
という言葉があります。
感情がネガティブな方へ向いている時は、今の自分にできることを一つひとつ積み重ねていくこと。
つかり、小さいことに目を向けることです。
それはたとえば、待ち合わせに遅れないこと、言葉の一つひとつを丁寧に扱うこと、ちょっとした親切に感謝をしたりすること。
小さいことを他者に向けて行うことから、気づかされる大切なことがあります。
他者との関わりのなかで、今までの考え方が自分の本質とは違うものだったことにも気づかされるし、
大きなことだけが自分の人生を豊かにしてくれるものではなかったことにも気づくのです。
私たちは、いつでも自分の意志で新しいものを取り入れて、新しい経験ができるようにされています。
過去の失敗の記憶や、安全に同じことを繰り返させる思考によって、新しい展開を見ることが困難にされていますが、
私たちの行動はすべて、その後に何らかの変化を起こすのです。
だから、今の現実に従っていなくてはいけない理由はないのです。
私たちの誰もが、その能力を持っています。
その力を心から理解していれば、起きてほしくない経験や、自分を不愉快にさせる経験のことを、一瞬でも頭に浮かばせようと思わなくなるはず。
うまくいかないことばかりを考えるのではなくて、自分の望む通りの結果を考えるようになるはずです。
「今日のあなたはこれまでの思いがつくったものであり、
明日のあなたは今日の思いがつくるものである」
(ジェームズ・アレン)
この記事へのコメントはありません。