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太陽が反射する湖と人

自分らしく、私の信じる正しい道を歩むこと

映画や劇や物語には主人公がいるように、人生にも必ず主人公がいます。

そして、自分の人生の主人公は間違いなく自分自身なのです。

自分の人生を主人公として生きるということは、主体性をもって生きることや、自分の意志と行動で生きることもそうですが、

その根底のところで、本質のところで、しっかりと目を覚ましているかということ。

それはつまり、しっかりと物事の本質を見ているか、自分の人間性や、本来の自分の姿を見失っていないか、自分の正しいと信じる道をしっかり歩んでいるかということです。

「随処作主」(臨済録)という言葉があります。

いつどんな所にいても、主人公であることを見失わないという意味の言葉です。

人生では、ものすごく調子のいい時期もあれば、なにもかもがうまくいかないような時期もあります。

調子のいい時も、有頂天になって偉そうな態度をしたり、周りの人の気持ちを考えなくなったりすることのないように、

調子のよくない時も、自暴自棄になって今まで積み重ねてきたことを投げ出すようなことをすることのないように、

周りのことに影響されて自分を見失わずに、私の信じる正しい道を進みたいと思うのです。

日々のちょっとした出来事や人間関係についてもそう。

いつでも、自分らしく。

それが、自分の人生の主人公でいることなのでしょう。

「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。
 それは自分自身を侮辱する行為だ」
 (ビル・ゲイツ)

という言葉があります。

自分らしく生きるということは、自分はこういう人間だと限定することでもないですし、これからの生き方についても固定した考え方を持つことでもありません。

自分らしさは、今までの自分とはまったく違う生き方をしてみることで見出すこともできるからです。

今の生き方を、私のとってのただ一つの正しい道だと思いこんで執着してしまえば、

他者の生き方についても、自分のものさしで判断して、評価やジャッジをすることもあるかもしれません。

あの人にはあの人の生き方があると思えば、他者を認めることができます。

同じように、自分についても、今とはまた別の生き方があるかもしれないという柔軟な見方ができればいいのです。

人生は選択の連続ですから、いつもと違う選択をすることで新しい道を見つけることがあります。

どのような道を進んでも、自分らしさを表現することはできます。

だから、退屈や迷いを抜けて、今、あなたが信じている方向へ進んでください。

夕日に照らされる人

「やめたくなったらやめる。
 やりたくなったら始める」
 (千葉すず)

という言葉があります。

いろいろな経験を重ねていくにつれて、人との付き合い方も自分との付き合い方もだんだんと分かってきて、自分のしたいこともはっきりしてきます。

やりたいと思ったことをやってみる時に、周りに迷惑をかけてしまうことも多少はあるかもしれません。

でも、これからあなたが得るものを自分だけの利益とするのではなくて、周りにも返していくような姿勢で望めばいいのです。

自分の心だけではなくて、いろんな人の心の声を聞いてあげてください。

誰にも、こうなったらいいなという理想と希望があります。

それが心の中で見えていれば、人生はどんどん面白くなっていくものなのです。

私たちの生きているのは、心がしたいと想うことをするためなのです。

心から湧いてくるようなことに従って、やりたいことをやってみる時に、後悔はなくなります。

そのような人生を送るために、私たちは生きている。

そのための出会いやチャンスも、ちゃんと用意されているはずです。

自分の心の声に耳を澄ましてみる。

そこから始まる生き方が、あなたらしい人生を創っていく。

その人生は、あなたが主人公。

その生き方をもって、あなたの周りの人にも善い影響を与えてください。

「世間が求めることは問わないこと。
 自分が元気になれることを見極め、努力しましょう。
 なぜなら、この世が必要としているのは、
 生き生きと輝いている人間なのですから」
 (ハワード・サーマン)

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