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見たいものを見る、見たくないものを見ないという選択

現在は、言葉や表現にとても敏感な時代感覚があります。

それは、多数派の意見も少数派の意見も同じように耳を傾けることのできる時代になったからでもありますし、個の時代になったから。

ただ自分だけの喜びを求めるだけではなくて、周りの人も幸せになることを望む人が増えたからでしょう。

つまり、この世界でゆっくりと調和に向けた変化が起きているのでしょう。

でも、その一方で優しくて繊細な人が増えている傾向もあります。

そのような人を、HSPとかメンヘラという言葉で表されるのかもしれませんが、

それも自分だけの個性ですから、無理に自分を決められた枠に当てはめることもありませんし、

その感性を生かした、自分にしかできない表現方法を目指すべきなのです。

HSPやメンヘラは、感受性のみずみずしさを自覚している人達のことですから。

「おいしくて体に悪いものを食べて病気になるか、
 まずくても体に良いものを食べて健康でいるか。
 食べ物も人間関係も同じ」
 (美輪明宏)

という言葉があります。

いろんな人が集まって作り上げている社会の中では、思わしくない出来事や、聞きたくない言葉に出遭うことがあります。

それを一つひとつ、真に受けていれば、その度に感情は大きく揺さぶられてしまいます。

そして、その出来事を違う視点から見てみれば、後につながる大切なきっかけを見つけることもあるでしょうし、

その言葉はその人の全意見ではなくて、一時的な感情で口からもれた言葉である可能性が高いのです。

ですから、必要以上に傷つかないために、あなたをネガティブにさせるものを「かわす」こと。

もうちょっとだけ、自分に都合のいいように受け止めていいのです。

もうちょっとだけ、自分に都合の悪いところは聞き流していいのです。

山頂で抱き合う二人

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートさんの「8:2の法則」(パレートの法則)を発展させた「262の法則」というものがあります。

2割の人は、私に好意的。

6割の人は、どちらでもない。

残る2割の人は、私に対立的。

という理論なのですが、これから分かることは、どのようにすごしても自分にとっての思わしくないものは在るということ。

ですから、すべての人に気に入られようとしなくていいのです。

どのような生き方をしても、少しの思わしくないものがあるのなら、知らないままに、心のままに生きていく方が楽ですから、ニュートラルな姿勢でいていいのです。

そのことに気づけば、あなたの本来の魅力が出せるはずですから、無理のない人間関係も出来上がるのです。

いい人になりたいと思う、その優しさがあるだけで今は十分です。

あなたが喜んでいる姿を嬉しいと思う人がいます。

まずは、その人の存在を大切にして、あなたも大切にされることを知ってください。

それから、いろんな人に関わってください。

あなたに対立的な意見は、そのままにさせておいてください。

その上で、静かに自分を振り返った時に、直さないといけない所があるなら、その意見をちゃんと受け止めること。

でも、やはり自分には直すべき所はないと想うのなら、受け流していいのです。

私たち人間は、一人ひとりが異なる周波数を発しながら生きています。

そして、意識を向けた人の周波数に馴染んで、自分の周波数を変化させていきます。

出会う人が、あなたの周波数を高めたり、低くすることもあるのです。

ですから、執着をしないで、明るい方を見て、楽しいことを求めてください。

目にしたものをすべて、心に入れなくていいのです。

心に入れるのは、あなたが選んだものだけでいいのです。

「友達に好かれようなどと思わず、
 友達から孤立してもいいと腹をきめて、
 自分を貫いていけば、
 本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる」
 (岡本太郎)

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