「たまたま」を信じる
あなたの心が動く時が、行動する時
今までの自分の人生を振り返ると、ほとんどが私の計画していた通りには進んでいないことが多いです。
その私の計画とは、短絡的で利己的な欲のようなものでしたから、今となって思えば、逆にそれは実現しないほうがよかったのかもしれません。
でも、そのような流れの後で、今こうして私なりの幸せを感じて生きることができているのは、
人生の所々で、知り合いの紹介でとか、偶然の出来事から、という感じでちょっとしたきっかけから、お仕事やプラベートに変化が訪れることがあったからです。
この偶然には、やはり意味があると思うのです。
すべての出会いや起きてくる出来事は、偶然のように見えて必然なのでしょう。
出会うべくして、起こるべくして、私の目の前に現れていたのでしょう。
ですから、目にする全てのものが意味あることととらえて、学ぶべきことを学んでいくと、新しい流れを体験することができるのです。
「物事は直感で決める。
偶然の出会いを大切にする。
だから、たまたまの巡り合わせに逆らわない」
(高橋がなり)
という言葉があります。
どこで何がどうなるのか、誰にもわかりません。
「たまたま」は誰にでもあるのです。
運がいいとか、悪いというのは、人生で出会う「たまたま」のタイミングをつかむことができるかどうかなのかもしれません。
そして、大切なことはその「たまたま」に気づくかどうか、気づいた時に行動ができるかどうかなのです。
その時にあなたを動かすのは、思考ではなくて直感のようにして感じる、自分の心の動きです。
その先がどうなるかは、どんなことについても分かりません。
でも、本当の自分が望んでいる方向へ進むことを決めた時には、これから起こるどのようなことも自分の中で想定内になるぐらい、小さなことになる。
だから、心が動いた時は迷うことなく、行動を起こしていいのです。
その行動の先には、満たされることや充実する未来が待っているはずですから。
思考で行動している時は、迷う不安があったり、どちらが得かという損得勘定や、一歩を踏み出す恐れを感じます。
それは、外からの影響によって行動する動機が起こされていたからです。
でも、心によって行動している時は、自分を戸惑わせるものがかなり少なくなるのです。
その時は、あなたの心が素直な状態になっているから、あなたの心がしたいと思っているいることにも気づくことができます。
行動する方がいい理由と、行動しない方がいい理由の両方が頭の中にある時や、迷う時はいつも、最後に自分の心の声を信じてみてください。
生きるということは、どんな時も自分の行動を肯定していくことでもありますから。
「信じると決めたのなら、
何も語らず、疑うことなく、
心から信じるのです」
(ウォルト・ディズニー)
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