いっぱい失敗していい
成功や失敗を超える生き方
私たちの脳のシナプスは0才から6才のころにとても発達するそうです。
この時期に右脳の働きが活発になるそうなので、見たり聞いたり触ったり、感じたことをよく覚えているそうです。
それから直感と感性の右脳が活発になり、思考と計算の左脳が発達していくなかで、社会性や柔軟性を身につけていくのが私たちの成長であるのでしょう。
その成長の途中で、私たちは成功だけではなくて、失敗も経験することがあります。
失敗は人間を強くします。
失敗をするたびに、こうすれば失敗するということが分かるから、次はまた違うことを試してみたくなる。
そして、失敗を重ねた後の成功は、とても大きな喜びになる。自分の自身にもなるのです。
それは、大人も子供も関係なく感じるもの。
失敗はそこで終わりではなくて、成功へ向かうための準備なのです。
だから、いろんなことを経験してチャレンジしながら、これからも成長を続けていきたいと思うのです。
明日の自分は、私自身が創っているのですから。
仏教に「愚の如く魯の如し」という教えがあります。
同じような意味のことをスティーブ・ジョブズさんも言われています。
「Stay hungry, Stay foolish」
成功や失敗という考え方を超えて、コツコツと続けること。
それが大切なことなのでしょう。
その時に必要なものは、勇気。
勇気は持とうと意識をして持つものではなくて、自分の内で育てていくものです。
たとえば、わからないことについて最初は恐怖を感じたりしますが、それを知ることで恐れなくなるようにです。
だから、うまくいっても、うまくいかなくても、まずは体験を積み重ねていくことで、勇気を身につけることができるのです。
最初から大きなことに挑戦することはないのです。
今のあなたの生活のなかで、ちょとだけ自分の思っていることを言葉に出して自分を表現してみること、好きなことを好きだと思うこと。
ひょっとしたら、誰かから否定的な意見をもらうこともあるかもしれません。
でも、そこからその後の展開も変わってきます。
だから、一時的な失敗や抵抗も、自分のなかの想定内としてとらえてみてください。
あなたの勇気の前には、常識や固定観念も問題ではないのです。
「成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。
肝心なのは、続ける勇気である」
(ウィンストン・チャーチル)
という言葉があります。
新しい技術が生み出されていく時代の中で、新しい価値観に触れる機会も与えられています。
だから、安心や安定より好奇心を優先している人にとっては、現在は気の抜くことのできない時代でもありますが、とても早く成長のできる時代でもあるのです。
時代の変化に合わせて生きるということは、自分を常に新しくしながら生きるということ。
そこにはいつも、勇気をもった行動があります。
どんなことでも、やってみなければ分かりません。
やってみないと分からないことは、どれだけ考えても答えは出ないのです。
あなたの行動によって、答えを見てください。
時代の変化も、あなた自身の変化も楽しみながら生きていきましょう。
「あなたの唯一のライバルは自身の可能性である。
あなたの唯一の失敗は自身の可能性に生きないことである」
(アブラハム・マズロー)
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