自己肯定の力
生き方も人生観も変える、ALL OKのパワー
自分の心のとても深いところにある、
自分を支えている力
自分を許容する考え方
自分をポジティブな方へ導く光
それが、「自己肯定」です。
それは、他者と比較して自分の方が優れていることや高い立場であることを確認して生み出されるものではなくて、
自分という絶対的な存在を大切に思うことから生まれるもの。
私たちが自分の在り方について確信を持つことができる時は、自分をどう思っているかという、自分の心の在り方に気づく時です。
過去に大きなトラウマがあったり、どうしても前向きになれない性格や、成功体験が少ないこともあるかもしれません。
でも、誰でも何歳からでも自己肯定感は、自分で高めることができるのです。
そして、それはいろんな出来事に対するとらえ方も変えてくれるもの。
すべてをOKとする考え方は、心の反応も変えていきますから、目にするものの受け止め方も変わってくるのです。
だから、失敗も失敗ではなくなって、責任を求める対象はいつも自分ではないと気づきますから、生き方も人生観も変えてくれるのです。

「私は可能性そのもの。私の考えが現実を作る」
(テレサ・ケイアバ・ケネディ)
という言葉があります。
自分を肯定できるということは、受け身ではなく、生きるエネルギーに満ちあふれた前衛的な生き方をすること。
それは、目の前の欲を満たしたいという短いスパンの欲望ではなくて、いつも楽しいことを探していく、長くて広い視野の願望を持った人間らしい生き方であるはず。
常に楽しいことを考えて、出来事からも含めて自分そのものも明るい存在になるように、自分を変えていく。
それは、自分を今の自分から解放していくことでもあるのでしょう。
新しい可能性を見ることや、自分をもっと発展させることは、そういう意味でもあるはず。
大切なことは、心の向きが真っ直ぐであること。
自信が持てなくても、その向きを他者と確認する必要はないのです。
他者に隠す必要もありません。
すべては、あなたの内で行われていますから、あなたの心が向いている方へ疑わずに進んでください。

「知りたくなかった自分を知り、認めたくない自分を認めるのが、自分探しの本質」
(為末大)
という言葉があります。
何についても興味がわかなかったり、感動することができない時もあります。
そのような時、その感覚の側にいろいろな感情が残っていることがあります。
それは、無意識の元にある怒りであったり、許せないというネガティブな感情。
恐れずにそれを見てください。
自分の感情であっても目を合わせたくないものかもしれませんが、自分の感情を明らかにすれば、自分の存在も強く自覚できるようになります。
どんな感じ方をしてもいいのです。
自分を否定することが、この世界を興味のないものにしてしまうことだから。
自分から目を離さないこと。
あなたのすべては、あなたの内ですべて受け入れられています。
そのことに気づいたら、今度は外の世界に向かって自分という人間を表現してください。
いろんな「自分」という個性を持った人と触れ合って、違いを楽しんでください。
そこが、自己肯定が導く目的地でしょうから。
「あなたよりもあなたらしい人なんて、この世に存在しません。
『自分に生まれてきて幸せ』と大声で叫びましょう!」
(ドクター・スース)
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