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心を調える瞬間

心に余裕をもつのは、自分と仲良くするため

現代は、時間の体感とはまた異なる、時の流れや流行の移り変わりがとても早い時代です。

ですから、追いかけ続ければ、疲れてしまうこともありますし、流れの中で自分を見失うこともあるのでしょう。

このような時代だからこそ、心に余裕を持つことが大切です。

以前にも、「心の余裕を生むもの」というタイトルでお話をさせていただきましたね。

足早に目の前を通り過ぎていくものを左へ右へと追いかけるよりも、ちょっと距離をおいて自分流であり続ける姿勢から、時の流れに振り回されない、あなただけの強みがきっと生まれるはずです。

いつも全力疾走で駆け抜けるように日々をおくることは、充実感に満ちている人生でもありますが、時々は一呼吸おいて、自分の今の位置を確認して生きるのもいいと思うのです。

人生は、旅や登山にたとえられることがあります。

一気に頂上まで駆け上がって、そこから眺める絶景を楽しむこともいいですが、

途中途中で一呼吸おいて、その時その時にしか出会うことのできない景色を楽しんだり、

それまでの道のりを振り返って思いを馳せるのも、人生を味わうことなのです。

人生をどんな足取りで歩んでいくかは、自自身分にまかされています。

だから、何を言われても気にすることはなく、あなたが決めていいのです。

ゆったりと、一呼吸おきながら歩いていけばいいのです。

「休息とは回復であり、何もしないことではない」(ダニエル・W・ジョセリン)
という言葉があります。

病気という字は「気が病む」と書きます。

だから、病気というものは身体だけの問題ではなく、気(エネルギー)が病むことから始まるもの。

私たちの気づかないところで、心と身体はしっかり繋がっていますから、心身のバランスを意識して、自分を調えておくことが大切なこと。

思えば、私たちはムリを重ねて体調をくずす経験をすることで、このバランスや心の在り方について深く学ばせていただいてきたのかもしれません。

だから、目の前の現状を一刻もはやくどうにかしなければと、力を入れて戦う前に、
その構えている姿勢からまずはほぐしていくこと、気持ちを柔らかく柔軟にしていくこと。

気づきをいただいた時、自分自身のすべてを一から見直す機会をいただいたと思えれば、自分を大切にしようと思います。

その時、自分にも愛の視点が向いていきます。

少しだけ、気持ちが楽になるはずです。

「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」(孔子)
という言葉があります。

人生に完璧を求めることはありません。

手を抜きすぎるのも良くはありませんが、適度にいいかげんでいいのです。

自分の思い込みが強すぎたり、一度決めたことをやりとおすことに執着していれば、いざという時に本当の力を発揮できなかったり、気負いすぎてしまうこともあるのでしょう。

完璧な自分であろうとすれば、自分を許せなくなってしまいます。

だから、ちょっとだけ心から余計な力を抜くこと。

いい加減になることのメリットは、自分を許せるようになること、他者について理解できないのを認めることができるようになること。

ミスをした時、時間に間に合わなかった時、この言葉を自分に言ってください。

「ま、いっか」

今のあなたから見れば、この言葉を言う人は適当な人に見えるかもしれません。

でも、そう言える人は、自分の心を調えることを知っていて、気持ちを切り替えて次に望むことできる人、という印象も感じませんか?

だから、たまにはこの言葉を使って、自分をゆるして、自分と仲良くなってください。

「最も大事なことは、人生を楽しむこと、幸せを感じること、それが全てです」
(オードリー・ヘップバーン)

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