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太陽を見つめる人

そのお仕事を、あなたの天職にするとらえ方

私たちは、誰もがいろんな形でお仕事をしています。

その「仕事」というものについて、私たちはいろんなとらえ方をします。

「work」「job」ととらえると、つらいことや労働といった、なるべく避けたい方向でのイメージが湧くかもしれません。

でも、それを「業」ととらえると、人生の道、社会貢献、存在意義というイメージになったり、真摯な態度で臨む、自分の人生での大切なテーマとしてとらえることもできます。

仕事というものは、悩みととらえる人もいれば、楽しみととらえる人もいますし、人生をかけて臨むものと思わせることもできる、とても不思議なものです。

映画評論家の淀川長治さんが言われた、このような言葉があります。

「自分の好きなことを何年も何年も一生懸命やっていれば、絶対にお金で苦労しない。これは私の持論です」

もちろん、生活をするためにはお金が必要です。

でも、お金を稼ぐために好きなことをするということではなく、ただ夢中になって好きなことだけを考えて、好きなことを愛し続けたことが、いつのまにか社会的な肩書きに結ぶついていくということなのでしょう。

あなたは今の仕事が好きですか?

違う仕事をしていれば、今よりもっと幸せだったのではないだろうか。

このまま、この仕事を続けていていいのだろうか。

という考えを、誰もが一度は持ったことがあるのではないでしょうか。

私たちは、人生の多くの時間を仕事に費やしているから、仕事に不幸を感じてしまうと、人生そのものまで苦しく思えてしまうものです。

転職や独立することによって、大きく環境を変えることでも、その先の幸福が必ず約束されているわけではありません。

大切なことは、今あなたができることを、今あなたがいる場所から始めることです。

「“楽しい”と“楽”は違うよ
 “楽しい”と“楽”は対極だよ
 楽しいことがしたいんだったら楽はしちゃダメだと思うよ」
 (甲本ヒロト)
という言葉があります。

私たちが働く理由について、お金のためであったり、生きるためであったり、いろいろな理由が思い浮かびます。

仕事はすぐに結果が出るものばかりではありません。

あなたが目指すところにたどり着くためには、楽はできない。

でも、楽しむことはできるはず。

そう考えるようになれば、働く理由も変わります。

本当は、あの人のためであったり、自分のためであったりするのです。

「私がこの世に生れてきたのは 私でなければできない仕事が 何かひとつこの世にあるからだ」
(相田みつを)
という言葉があります。

仕事には、三つの種類があると私は思います。

生活するためのお金を手に入れるための「ライスワーク」

自分の人生のテーマ、生きがいである「ライフワーク」

そして、もう一つは、人に光を与えて自分自身も輝かせる「ライトワーク」

日々の仕事は、お金を稼ぐための手段だととらえれば、そこに意味を感じられないかもしれません。

もし、自分がいなくなっても、いくらでも代わりがいるのもわかっています。

でも、その仕事に意味を持たせることができるか、その仕事に携わる自分の存在を高められるかは、自分の心しだいなのです。

自分の仕事を期待して待ってくれている人がいるのを信じること。

そして、期待して待ってくれている人のために全力を尽くすこと。

ひとり一人に与えられている仕事があります。

今、あなたが従事しているお仕事がもし、あなた望むようなものではなかったとしても、

どのような思いを持って取り組むかが大切なことなのです。

誰かを幸せにするために一生懸命働く時、人は強くなれる。

そして、自分を知ることができる。

その時、自分の歩むべき道のような、天職というものに出会うのでしょう。

「すばらしい仕事をする唯一の方法は、自分のやっていることを好きになることだ。
まだそれを見つけていないのなら、探し続けなければいけない。
安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ」
(スティーブ・ジョブズ)

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