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楽しく踊る人

ちゃんみなさんの歌から学ばせていただいた、「ありのままに生きる」ということ。

先日、車を運転している時にラジオから聞こえてきた、ちゃんみなさんの「PAIN IS BEAUTY」という曲に、とても感動させていただきました。

「何度も現れるこの十字路
 その度にまた選ばされる未来
 目に見えない Yes or No
 選べ “らしさ”を」
(ちゃんみな「PAIN IS BEAUTY」)

この世界には、数えきれないほどの見方、意見、習慣があって、そのどれにも正当な理由があるのでしょう。

そのなかで、私たちは自分の意見を持ち、判断をして、主張をしていく。

でもそれが、完全に完璧であることは決してないと思いますし、つねに不完全なのだろうと思う。

そのなかで私たちは、意識をしなければ、それぞれ「自分が正しい、あなたは間違っている」という、狭い見識で生きてしまうものです。

それは、そのような「思考の私」を本当の私だと思い込んでいるから。

思考の私を大事にすることが、悩み・痛みを自ら長引かせることになるのです。

だから、幼い子供のように、思考の私をいつでも手放せるほうがいい。

大切なことは、世界がどう在るかではなく、世界をどう見ているか。

そして、どんなに世の中が変化して、今までになかった生き方と考え方を体験しているなかでも、その中で一人の人間として、ありのままにどう生きるかなのです。

ありのままに生きるとは、今のままでいいという現状を維持しようとすることではありません。

それは、絶えず変化する出来事にとらわれて、あれこれ考えこむことなく、自然な流れのままに行動すること。

考えすぎていれば、何も行動はできなくなります。

疲れたからちょっと休む、おなかがすいたから食事をする、そのようにシンプルに日々の思考と行動をとらえること。

つまり、当たり前のことを当たり前に行うことなのです。

「ありのまま」でいるために 、あなたが持つべき姿勢の一つは、足るを知る「知足」の精神なのでしょう。

それは、環境に対して受動的に生きるということではなく、生きるための欲求に従ってただ消費をして生きるのでもありません。

自分を知り、自分の分別を知り、謙虚な気持ちで生きると、どんな逆境にあっても、どんなに貧しくても心は平安なのです。

仏教の根本思想の一つに、「諸行無常」という言葉があります。

「森羅万象、この世で起こることは一切が、片時も留まっていない」という教えです。

人間は、今この時がずっと続くことを願って、変化を受け入れたくないもの。

でも、この言葉の通りに、この世の全てのものは、良くも悪くも変化をしていく。

もし、望まない状況にあっても、これから良い方へ向かうことを期待をして、

思い通りの状況であっても、その状況にあぐらをかくことなく、

ただ、中庸で在る。

そのように無常を受け入れることで、気持ちも楽になって、人生も好転していくのでしょう。

誰もが、いつかはこの世を去ることになります。

どのような人生を過ごすかは、一人ひとりにゆだねられているのです。

毎日、休みなく仕事をしても、

ゆっくり寝て過ごしても、

今の一瞬一瞬の積み重ねがあなたの人生を創っていくのです。

こうあるべきという答えはありません。

ただ、今を大切に、今やることを一つ、大切に生きればいいのです。

私たちは、そのようにして時間を積み重ねていくのですから。

「束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。
 悲しみがあるからこそ、高く舞い上がれるのだ。
 逆風があるからこそ、私は走れるのだ。
 涙があるからこそ、私は前へ進めるのだ」
 (ガンジー)

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